西東京市のお客様からご依頼頂き、スレート屋根(コロニアル材)の上から、カバー工法にて
ガルバリウム鋼板(こうはん)の屋根材”ヨコダンaS”に重ね葺き工事致しました。
スレート屋根(コロニアル材)とは‥
セメントと繊維質を混ぜ合わせて薄い板状にした屋根材のことです。
コロニアルとは、ケイミュー株式会社が販売しているスレート屋根のシリーズ「カラーベス
ト」の商品名です。
瓦や金属系屋根材に比べると価格が4割ほど安く、軽量で加工しやすいため、施工しやすい屋
根材です。しかし近年、アスベストを含まない後継品に変更されたことによるひび割れや、素
材本来の断熱性も低いことから、ひび割れ・反り・剥がれなどが生じている場合、ガルバリウ
ム鋼板に重ね葺き(カバー工法)することをお勧めしています。
また、塗膜の劣化により、表面にあるデコボコの隙間に汚れが付きやすく、コケやカビが発生するなどのデメリットもあります。
放置すると屋根が腐食して雨漏りの原因にもなるため、塗装や掃除などをする必要があります。
葺き替え(カバー工法)とは‥
屋根の葺き替え(カバー工法)とは、既存の屋根材はそのままにしておき、上から新しい屋根材を設置する方法です。
軽い屋根材でないと設置できないため、新しい屋根材にはガルバリウム鋼板がよく採用されます。
また、既存の屋根材にアスベストが使用されている場合、飛散の心配がないことから、カバー工法が推奨されています。
施工風景
横段ルーフaSとは‥
今回重ね葺きした横暖ルーフαSとは、屋根材のジョイント部分の気密性を高めた構造の屋根材です。
ニチハ株式会社が製造、販売を行っており、耐用年数は40~50年もあります。
断熱性や耐候性が高く、長期保証が付いた屋根材なので、設置後も安心して暮らせます。
横暖ルーフは粘土瓦の10分の1ほどの重さなので、住宅に負担をかけませんし、軽量なのでカ
バー工法にもおすすめの屋根材です。
屋根の気密性が高いと、住宅の室内温度が一定に保たれます。室内温度が一定だと、エアコン
の効きが良くなるため、電気代の節約にもなります。また、屋根材の厚みが最大で17ミリもあ
るので、断熱性も高いです。
20年以上お手入れのされていないスレート屋根は、塗装が落ち、汚れや反りの影響で雨漏り
を起こす可能性が大いにあります。
なかなか普段目に入らない屋根部分ですが、近年のゲリラ豪雨などで漏水が起きた際、家の躯
体を腐らせたり深刻な被害に発展する恐れがあります。
特にスレート屋根の場合は定期的なメンテナンスが必要です。
所有の建物の屋根に汚れやひび割れを確認しましたら是非一度調査お問い合わせをご検討くださいませ!
リフォームするなら
🏠株式会社ハーツ🏠
東京都小金井市東町4-40-11
☎️0120-79-3220
受付時間 8:30~18:00