DIYのブームもあって、漆喰や珪藻土を主成分とした
塗り壁材が増えていますね。 自由なタッチで仕上げても
「 様になってくれる 」 ので、楽しまれてる方も
多いと思います。
今回は、先日のY様邸リノベーションでメインアイテムとした
「 プロの左官仕上げ 」 のご紹介。
昭和な建物によく見られる 「 繊維壁 」 は、
ぽろぽろとして厄介です。
上からベニヤ板を貼り、それを下地にクロス仕上げ
も いいのですが、
仕上がりに 珪藻土の塗り壁を選びました。
まず繊維壁を固める材を塗り、
「 職人の技 」 をデザインとしてちりばめていきます。
・ 櫛引き
・ 引き刷り
・ 扇
・ 刷毛目
奇抜じゃないのに 新鮮です。
凝っているのに 控えめです。
トイレ before
after
タイルの上にも左官は可能。
左官した塗り壁に、色付けしながら
円のデザインを描き込みました。
いい職人が居てこそのリノベーション、完成です。
古典的なもの、基本的なこと、
その大切さを改めて知れたリノベーションでした。
* ハーツデザインワークスは、暮らしを美しくデザインするトータルリノベーションブランドです。